一人でも多くの留学生がこのSISプログラムにより、研究を成し遂げ、社会課題の解決の一助となることを願います
2013.04.06
ミキン・リ | 中国

私は、大学院博士課程において、青少年の性に関わる危険行動を事前に防止するためのプログラムの開発に従事してきましたが、この度ソーシャル・イノベーション奨学金(SIS)奨学生として上記の博士論文研究をさらに継続・発展させる機会をいただきました。

日本国内外でこれまでに行われた研究によると、性行動に限らず、青少年の取る危険行動には多くの環境要因や個人要因が関わっており、とりわけ自尊心(セルフエスティーム)を始めとする心理社会的能力(ライフスキル)は様々な危険行動の根底にある共通要因とみなされています。そのため、早期性行動を含む、青少年の様々な危険行動を防止するためには、ライフスキルを育てることが必要であると考えられています。私は、こうした課題意識の下に、学校現場の教師の方々と共にライフスキル形成を基礎とした性教育プログラムを開発し,現在その有効性に関する研究を進めています。

ソーシャル・イノベーション奨学金(SIS)のご支援に改めて感謝申し上げますと共に、ぜひ一人でも多くの留学生がこの奨学金プログラムにより、各々の研究を成し遂げ、社会課題の解決の一助となることを心より願う次第です。

ミキン・リ 略歴
来日以前、中国吉林省龍井市北新小学校にて国語教師として勤務。来日後、三重大学教育学部卒業。平成25年年3月、神戸大学大学院 人間発達環境学研究科にて博士号取得。
三重大学在学中の平成15年度および平成17年度、「文部科学省外国人留学生学習奨励金(JASSO)」を受賞。公益財団法人ロータリー米山記念奨学会の平成20年度奨学生に選出される。
神戸大学大学院在学中、あきら基金が授与する「ソーシャル・イノベーション奨学(奨励)金」を平成22年度受賞。平成24年度には、3度目の「文部科学省外国人留学生学習奨励金(JASSO)」を受賞。
研究課題:ライフスタイル形成を基礎とする性に係わる危険行動プログラムの中国への適用可能性に関する研究
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