私たち国際子ども芸術財団(ICAF)は、あきら基金に大変好意を抱いています。ICAFとあきら基金のビジョンは完全に同調しており、次の世代の子ども達への献身的な想いは類を見ない程です。
日本で共に(ビジョンを現実のものにすべく)精進することで、子どもたちが豊かな創造力を育み、次の世代へと引き継がれ、そのことにより、将来が新たに形成され、世界の再興、さらには、持続的躍進と平和維持の実現へと導かれていきます。ICAFユース理事会が、あきら基金を2015年の世界児童賞(World Children’s Award 2015)に選出したのは、当然の成り行きであったと言えます。
何よりも嬉しかったことは、(あきら基金代表理事の)横井博文氏が第5回子どもフェスティバル(World Children’s Festival)へ参加するため、ワシントンD.C.まで来てくれたことです。そして、2015年6月30日に祭典の会場でもあるホワイトハウスに隣接する「大統領公園(The Ellipse)」にて、横井氏に世界児童賞が授与されました。
今後も末永く良好な関係を築くことが出来ればと願っています。
世界は日々小さくなり、私達が互いを知り合う機会は益々増えています。しかしながら、人々の間の距離を(実質的な意味で)縮めるには、新しいコミュニケーション・ネットワークの開発だけでは、十分ではありません。私は、私達一人一人が、まずは他者への最初の一歩を踏み出し、互いの価値観を尊重しつつ、相手を理解するための努力を常にすべきだと信じています。
私は、友人として、横井篤文氏をとてもよく知っています。彼とあきら基金は、より良い世界の実現に向け、互いの文化の多様性や豊かさを共有するために、私達のコミュニケーションや意見交換を促進し、育む環境を築いています。もし私達ひとりひとりがお互いをよく知り、話し合えれば、世界はきっと平穏になるでしょう。
私は、大学院博士課程において、青少年の性に関わる危険行動を事前に防止するためのプログラムの開発に従事してきましたが、この度ソーシャル・イノベーション奨学金(SIS)奨学生として上記の博士論文研究をさらに継続・発展させる機会をいただきました。
日本国内外でこれまでに行われた研究によると、性行動に限らず、青少年の取る危険行動には多くの環境要因や個人要因が関わっており、とりわけ自尊心(セルフエスティーム)を始めとする心理社会的能力(ライフスキル)は様々な危険行動の根底にある共通要因とみなされています。そのため、早期性行動を含む、青少年の様々な危険行動を防止するためには、ライフスキルを育てることが必要であると考えられています。私は、こうした課題意識の下に、学校現場の教師の方々と共にライフスキル形成を基礎とした性教育プログラムを開発し,現在その有効性に関する研究を進めています。
ソーシャル・イノベーション奨学金(SIS)のご支援に改めて感謝申し上げますと共に、ぜひ一人でも多くの留学生がこの奨学金プログラムにより、各々の研究を成し遂げ、社会課題の解決の一助となることを心より願う次第です。
「ソーシャル・イノベーション奨学(奨励)金」は、外国人留学生の研究活動を経済的に支えるだけでなく、彼らに自信を持つことができる機会ともなっています。また、あきら基金は、様々な国から来日している若手研究員がコミュニケーションを図る場を創出していますが、これは、知的発達を促す意味でも大変重要なことです。私は、この基金と出会い、関わることができ、大変光栄に思います。あきら基金の益々のご発展をお祈りしております。
“What a dilemma we face! Three short centuries of extraordinary human progress have been enabled by our releasing millions of years of ancient sunlight through burning fossil fuels. Unfortunately, this activity has been quietly undermining the very progress it helped to create, while fooling us into believing we could triumph over fundamental physical laws.
With a clear understanding that this development pathway is no longer available to us, humanity is united by the challenge of how to sustain human progress and create flourishing, equitable societies within the hard biophysical boundaries imposed by our home planet. Such global-scale challenges – and opportunities for international collaboration – have no historical precedent.
Given this context, I consider myself immensely privileged to be exploring potential solutions with people and institutions of vision, integrity and courage. Atsufumi and the Akira Foundation fall squarely in this category. I was honoured when Atsu invited me recently to participate in a colloquium on African Urbanisation at Sophia University, Tokyo. Akira Foundation was instrumental in constructing a high-quality event, facilitating a rich exchange of ideas between experts in Japan and the African continent. I am convinced that dialogues of this nature will be essential if we are to succeed in cracking the code for this next phase of human development.”